
〜暮らしと遊び〜

田畑、山、川、琵琶湖をフィールドに、自然の中でそれぞれが行きたい場所でやってみたいことをとことんやってみる。
暮らしの知恵も散りばめ、田んぼ作業や季節の手仕事なども取り入れながら作りだす、産みだすことの楽しさを体験。
人間も自然の一部であり循環の中で生かされていることを活動の中で感じ取る。
活動させてもらっているフィールドを持続可能な循環する場所として守って行きたいと思っています。

衣食住、生きるために必要なもの。お金がないと買えないかな?本当に?
畑で綿を育てて糸を紡ぐ。糸は織ると布になります。
田んぼではお米が、畑ではいろんな野菜が育ちます。
木や葉っぱや、落ちている材で秘密基地が作れます。
不便を楽しむ、あるもので何ができるか
火をつけたり、水を濾過してみたり
いつか無人島生活を楽しめるといいなと夢見て、日々何かしらのエッセンスを織り交ぜてみています。

決めるのはいつだって自分。
思った道を行く、自分の道は自分で切り開く。
まわり道、より道いっぱいしてみて決めたらいい。
やってみて違ったら戻ったり、進むのをやめたりしてみよう
この先の大きな道だけでなく、日々の瞬間、瞬間の判断力がつくように子どもたちのチカラを信じておとなは見守ります。
言われたことだけやっていたらいい場所ではないので、
時にはしんどく感じることもあるかもしれない。
そんな時は立ち止まってみたり、周りの子どもたちを観てみたり、おとなが手を差し伸べたりしてまた歩きだせるようになっていきます。

自分の気持ちを観ることで、自分を大切に
同じように周りのみんなもそれぞれ大切なひとつの命
自然界の生きとし生けるものすべてが大切な命
自分の物だけじゃなくて、周りの物や道具も大切に
「みんなちがって、みんないい」に勝る言葉がないなと思います。
こたえはひとつじゃないはず!
それぞれの個性が輝くようにと願っています。

今、どう感じている?
今を大切に、全力で、今日したいことをやってみる。
やってみたい!やりたくない~!なんで?いろんな気持ちを大切に。
それぞれの子どもたちに寄りそって見守っています。
もちろん何もしたくない日もある。
ひまから始まることもある。
自分の気持ちをみんなに伝えて、今日を過ごす。
今日1日を振り返って、どう感じたかを終わりの会で伝える。
自分の気持ち、そのまま言葉に出してみよう
正しいとか間違いとか、ないんだから
ひら森の思い
ひら森のがっこうは、学校に行けない・行きたくない子どもたちの自然の中で学び合うフリースクールです。 不登校の子だけでなく、学校に通いながら参加する子もいます。
子どもたちが安心・安全に通える学校運営のために、本気で努力し変化を起こしている学校も全国にはたくさんあります。学校全体でなくても、個々に奮闘しておられる学校関係者の方は身近にもたくさんおられます。
今ある学校に通えているなら、それは学校の中で本当に子どものことを考えている大人や、信頼しあえる友達が少なからずいる証だと思います。まずは身近にいるそういった方々を大切にしてもらいたいと思います。
ただご自身や子どもが、少しでも違和感や通いづらさを感じているのなら、学校以外の選択肢をほんの少し、できる範囲で検討してみることをおすすめします。
心と身体がこわばっている状態では、学ぶ意欲は湧きにくいものです。逆に、伸びやかで健やかな心と身体からは、自然と好奇心や興味が生まれてきます。ひら森に限らず、河原でも森の中でも公園でも家でも、まずは大人も子どもも心が落ち着く場所の確保が最も大切です。
自分の心を感じ取って、人との間でそれを健やかに実現していく体験が意思と感情を育てます。健全な思考力はそれらを土台に育ちます。
ご縁があればぜひ、ひら森にお立ち寄り下さい。